- 左手ピアノ作品ライブラリー:作曲家別 M-O
- ► はじめに
- ► 作曲家別 M-O
- ‣ Maler, Wilhelm(1902-1976) ヴィルヘルム・マーラー
- ‣ Mamiya, Michio(1929-2024) 間宮芳生
- ‣ Martinů, Bohuslav(1890-1959) マルティヌー
- ‣ Marxsen, Eduard(1806-1887) マルクスゼン
- ‣ Massoud, Kathleen キャスリーン・マスード
- ‣ Mier, Martha(1936- ) マーサ・マイヤー
- ‣ Mompou, Federico(1893-1987) モンポウ
- ‣ Moszkowski, Moritz(1854-1925) モシュコフスキー
- ‣ Nordgren, Pehr Henrik(1944-2008) ノルドグレン
- ► 終わりに
左手ピアノ作品ライブラリー:作曲家別 M-O
► はじめに
本ページでは、M-Oで始まる作曲家の左手ピアノ作品をまとめています。作曲作品・編曲作品・教本・室内楽・協奏曲などを、作曲家ごとに整理しています。
作品を探す際は、以下のアルファベット別ページもご利用ください。
► 作曲家別 M-O
‣ Maler, Wilhelm(1902-1976) ヴィルヘルム・マーラー
ヴィルヘルム・マーラー(1902年6月21日ハイデルベルク生まれ、1976年4月29日ハンブルク没)はドイツの作曲家・音楽教育者・理論家です。ハイデルベルクでヘルマン・グラープナーに、その後ミュンヘンでヨーゼフ・ハースに、さらにベルリンでフィリップ・ヤルナッハに作曲を学びました。1928年からケルン音楽大学で作曲を教え、1946年にデトモルト音楽アカデミーの院長、1959年にはハンブルク音楽大学の学長に就任しました。1930年前後に著した和声学の教科書は長く参照されており、理論家としても一定の評価を得ています。レーガーとブゾーニの両方から影響を受けた作風で知られています。
· Präludium und Fuge
※著作権保護期間中につき、譜例は掲載不可
邦題:前奏曲とフーガ(左手のための)
作曲年:不明
演奏時間:約4分
難易度:ツェルニー40番中盤程度
分類:オリジナル作品(独奏)
献呈:ローター・クアスト
収録:「片手で弾くピアノ曲集」(編:ヴァルター・ゲオルギイ/音楽之友社)ほか
備考:右手演奏用の代替運指も付されている
前奏曲
静謐な雰囲気で、16分音符が全曲を支配するJ.S.バッハのプレリュードを思わせる書法です。拍子記号が3/4と4/4の間を交互に揺れ動く構成をとりながら、オクターブと対位法的な動きが絡み合い、最後はピカルディ終止でフーガへとつながっていきます。
フーガ
J.S.バッハ「平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第2番 BWV847 フーガ」を思わせるリズム素材を持つ3声のフーガ。片手の中で多声を処理しながら、その中でのトリル処理も要求されます。調性的には保守的な書き方ながら、声部の扱いは丁寧で、こちらもピカルディ終止で締めくくられます。
‣ Mamiya, Michio(1929-2024) 間宮芳生
間宮芳生(1929年北海道生まれ、2024年没)は、日本の現代音楽シーンを中心に知られる作曲家の一人です。東京音楽学校(現・東京藝術大学)で池内友次郎に作曲を、田村宏にピアノを師事し、1952年に同校を卒業しました。卒業直後から日本はもとよりアジア、アフリカ、スカンディナヴィアなど世界各地の民俗音楽を研究し、その成果は現在まで16作を数える「合唱のためのコンポジション」シリーズをはじめ、数多くの作品に反映されています。作風は合唱曲やオペラから、管弦楽曲、協奏曲、室内楽、独奏曲、日本の伝統楽器のための音楽まで、ほとんどあらゆる分野に及んでいます。
「ヴァイオリン協奏曲 第1番」による毎日芸術賞(1960年)、「オーケストラのための2つのタブロー’65」による尾高賞(1965年)、「ピアノ協奏曲 第2番」による尾高賞(1970年)、オペラ「鳴神」によるザルツブルク・テレビオペラ金賞など数々の受賞歴を持ち、東京藝術大学講師、高崎短期大学音楽科学科長、桐朋学園大学特任教授、静岡音楽館AOI館長・芸術監督などを歴任しました。
· Wind Wrought・Offertorium for Piano (left hand)
※著作権保護期間中につき、譜例は掲載不可
邦題:風のしるし・オッフェルトリウム ピアノ(左手)のために
作曲年:2004年
演奏時間:全曲合計 約25分
難易度:ツェルニー50番入門以降程度
分類:オリジナル作品(独奏)
献呈:舘野泉に捧ぐ
初演:2004年5月18日、東京・紀尾井ホールにおける舘野泉ピアノ・リサイタルにて
構成(全5曲)
I. プレスト(さわがしく)―アレグロ・ノン・トロッポ(透明に) 約2分40秒
II. モデラート(山にいて夜毎鳴く鳥の声…)―アンダンテ・アンティクァト 約8分20秒
III. アレグレット・トランクィロ(「三つの聖詞」より第1曲) 約4分
IV. アダージョ(「三つの聖詞」より第2曲) 約6分10秒
V. 小さなシャコンヌ、アンダンテ 約3分30秒
作品の背景
本作は、2002年1月に脳溢血で倒れた舘野泉氏が、左手のピアニストとして舞台に復帰するリサイタルのために書き下ろされました。
タイトルの「風のしるし」は、アメリカ先住民ナヴァホ族の創世神話に登場する風の神ニルチィ・リガイに由来し、指先の渦(指紋)は、誕生の瞬間に風の神が体を通り抜けた際に残していった風紋である、という伝承にちなんでいます。
第3曲・第4曲は、1979年にギター独奏曲として書かれた「三つの聖詞(Sacred Spells)」の第1曲・第2曲を、左手ピアノ用にやや縮小しながら書き直したものです。
音楽的な特徴
使われている音自体は比較的シンプルですが、20世紀以降の音楽でしばしば用いられるプロポーショナル・ノーテーション(音符の配置間隔がおおよその時間の長さに対応する、拍子に縛られない記譜法)が採用されている箇所もあり、読み慣れていないと譜読みにやや時間がかかるかもしれません。
また「さわがしく」「はずんで」「ひきつるように」「透明に」「山にいて夜毎鳴く鳥の声…」といった、日本語による書き込みが随所に見られ、演奏者を音楽の世界観へと自然に導いてくれます。
‣ Martinů, Bohuslav(1890-1959) マルティヌー
ボフスラフ・マルティヌー(1890年12月8日ポリチカ生まれ、1959年8月28日リースタル没)はチェコを代表する作曲家のひとりで、20世紀で最も多作な作曲家の一人としても知られています。1923年にパリに渡りアルベール・ルーセルに師事し、新古典主義、ジャズ、チェコの民族音楽を独自に融合させた作風を確立しました。6曲の交響曲をはじめ、オペラ、室内楽、協奏曲など幅広いジャンルに400曲以上の作品を残しています。
‣ Concertino (Divertimento) for Piano Left Hand and Chamber Orchestra in G major, H.173
※著作権保護期間中につき、譜例は掲載不可
邦題:左手ピアノと小管弦楽のためのコンチェルティーノ(ディヴェルティメント)ト長調 H.173
作曲年:1926〜1928年
演奏時間:約20分
難易度:ツェルニー50番入門以降程度
分類:オリジナル作品(協奏曲)
初演:1947年2月26日、プラハ(ホルマン独奏、プラハ交響楽団)
献呈:オタカー・ホルマン
構成(全3楽章)
I. Allegro moderato
II. Andante
III. Allegro con brio
作品の背景
第一次世界大戦での戦傷により右手に障がいを負ったチェコのピアニスト、オタカー・ホルマン(1894-1967)のために書かれた作品です。ホルマンはヤナーチェク、シュールホフらに同様の委嘱をしており、マルティヌーもその一人でした。着手は1926年ですが完成は1928年にずれ込み、さらに初演は作曲から20年近く経った1947年まで待つことになりました。
音楽的な特徴
新古典主義的な性格を持ち、各楽章ともピアノへ高い技術的要素が求められます。第3楽章にはカデンツァが含まれています。
左手ピアノを含む協奏曲や室内楽作品は、その成立背景から近現代作品の割合が多いのですが、その中にあって本作は全楽章ともに耳馴染みが良く親しみやすい作品と言えるでしょう。独奏以外の左手作品の「聴く」入門としてもおすすめできる仕上がりです。
‣ Marxsen, Eduard(1806-1887) マルクスゼン
· Three Impromptus: Homage to Dreyschock Op.33 No.2
譜例(PD楽曲、浄書ソフトで作成、第2曲 1-4小節)

邦題:3つの即興曲「ドライショクへのオマージュ」Op.33 より 第2曲
作曲年:1844年以前
演奏時間:約3分50秒
難易度:ツェルニー30番修了程度
分類:オリジナル作品(独奏)
副題が示すとおり、当時ヨーロッパの演奏界で「2本の右手を持つ男」と称されていた左手の名手アレクサンダー・ドライショクへの献呈作品です。
4小節の短い導入部に続き、f-mollのメランコリックな主部が始まります。中間部はF-durのAllegrettoに転じ、その後に再び冒頭の旋律に戻って静かに閉じる三部構造です。
この作品をさらに詳しく知る
【ピアノ】左手作品から読み解くマルクスゼン:ブラームスの恩師が遺した片手の音楽
· Studies for the Left Hand Alone(in six characteristic pieces dedicated to Henselt)Op.40
邦題:左手のための練習曲「6つの性格的な小品」Op.40(ヘンゼルトに捧げる)
作曲年:1844年頃
難易度:ツェルニー30番修了程度
分類:オリジナル作品(独奏)
「練習曲(Etüden)」と「性格的な小品(charakteristische Stücke)」という二つの顔を持つこの曲集は、練習曲でありながら、それぞれが独立した小品として構想されている点に特徴があります。
この作品をさらに詳しく知る
【ピアノ】左手作品から読み解くマルクスゼン:ブラームスの恩師が遺した片手の音楽
‣ Massoud, Kathleen キャスリーン・マスード
キャスリーン・マスードは、ハートフォードのハート音楽大学とケンブリッジのロンジー音楽院でピアノ演奏を学んだアメリカの作曲家・ピアノ教師です。1980年に夫とともにマサチューセッツ州ニューベッドフォードにマスード・ピアノ・スタジオを開設し、以後40年以上にわたり個人レッスンを続けています。全米ピアノ教師ギルドの会員であり、マサチューセッツ州ピアノ教師協会南東支部の会長も務めました。作品はアルフレッド社やFJH Music社から出版されています。
· The Ocean Deep(For Right Hand or Left Hand Alone)
※著作権保護期間中につき、譜例は掲載不可
出版:Alfred Music Publishing Co., Inc., 1999年(Signature Series)、全2ページ
演奏時間:約1分40秒
難易度:ブルグミュラー25の練習曲入門程度
分類:オリジナル作品(独奏)
献呈:教え子アイヴィ・ラプラント(Ivy Laplante)に献呈
作品の背景
アルフレッド社のSignature Seriesより刊行された初級レベルの小品で、タイトル自体が示す通り、右手のみでも左手のみでも演奏できるよう書かれているのが特徴と言えるでしょう。運指とペダリングが記譜されており、「Hold the damper pedal down throughout(ダンパーペダルを全体を通して踏み続けること)」という指示のほか、和声の変化に応じてペダルを踏み替えてもよい旨の注記も添えられています。
音楽的な特徴
使われている音はきわめてシンプルで、空間的な響きを持つ音楽です。タイトル通り、深い海の中にたゆたっているかのような環境音楽的な曲想が特徴的で、1オクターヴ下げて演奏する指示が曲中に7回登場するため、その適用範囲を正確に読み取ることが演奏の際のポイントとなるでしょう。
‣ Mier, Martha(1936- ) マーサ・マイヤー
マーサ・マイヤーは1936年生まれのアメリカの作曲家・元ピアノ教師です。フロリダ州立大学を卒業後、フロリダ州レイクシティでピアノ教室を主宰するかたわら、教会音楽や伴奏者としても活動しました。1989年からアルフレッド・ミュージック社の作曲家として教育用ピアノ作品を数多く発表しており、「Jazz, Rags & Blues」シリーズや「Romantic Impressions」シリーズで国際的な人気を得ています。作品の多くはカナダ王立音楽院(RCM)の検定試験課題曲にも採用されています。
· Excursions(for Right Hand Alone)
※著作権保護期間中につき、譜例は掲載不可
出版:Alfred Publishing Co., Inc., 2003年(Signature Series)、全2ページ
演奏時間:約1分40秒
難易度:ツェルニー30番中盤程度
分類:オリジナル作品(独奏)
アルフレッド社のSignature Seriesより刊行された、右手のための小品。運指とペダリングが記譜されており、右手のために書かれた作品ですが、左手のみでの演奏も可能です。
Allegro(♩=138)―Andantino(♩=60)―Allegro(Tempo primo)という、大きく3部からなる構成をとっています。両端のAllegro部分は練習曲的な音の運びが中心となっているのに対し、中間のAndantino部分はポピュラーバラードを思わせる曲調となっており、両者の性格の対比が本作の聴きどころと言えるでしょう。
‣ Mompou, Federico(1893-1987) モンポウ
フェデリコ・モンポウはバルセロナ生まれのカタルーニャの作曲家で、主にパリとバルセロナを拠点に活動しました。ピアノ独奏曲と声楽曲を中心に作品を残しており、サティ、ドビュッシー、ラヴェルとの親近性がしばしば指摘されます。小品を好み、かつ小節線を用いない記譜法はモンポウの個性の一つで、演奏者に自由なニュアンスの余地を与えています。
· Sixième Prélude (pour la main gauche) from Six Préludes
※著作権保護期間中につき、譜例は掲載不可
邦題:6つの前奏曲 より 第6番(左手のために)
作曲年:1930年
演奏時間:約5分
難易度:ツェルニー40番修了程度
分類:オリジナル作品(独奏)
第6番(第VI番)は、主に単音の連なり・広い音域で書かれており、モンポウ特有の小節線のない記譜による自由なゆらぎの中で語りかけるような作品になっています。
運指の指示はありませんが、ペダリングは丁寧に書き込まれており、響きの扱いに細かな配慮がうかがえます。演奏会でも取り上げられる質を備えた小品と言えるでしょう。
· Variations sur un thème de Chopin — Variation 3 (Lento, pour la main gauche)
※著作権保護期間中につき、譜例は掲載不可
邦題:ショパンの主題による変奏曲 — 第3変奏(左手のために)
作曲年:1938–1957年(全曲完成:1957年)
演奏時間:約1分
難易度:ツェルニー40番入門程度
分類:オリジナル作品(変奏曲の一部、独奏)
作品の背景
全12変奏からなる「ショパンの主題による変奏曲」は、ショパンの「プレリュード Op.28-7」を主題としています。作品の構想は1938年にさかのぼり、チェリストのガスパール・カサドとの共同プロジェクトとして出発しましたが、この試みは途中で頓挫しました。その後、ロンドンのロイヤル・バレエからの勧めをきっかけに作曲が再開され、1957年に12変奏の全曲が完成しています。変奏1〜3と第5変奏は1938年のカサド・プロジェクト由来とされており、初演は1964年にカタルーニャのピアニスト、アルベルト・アテネリェによって行われました。
第3変奏について
第3変奏はLento、左手独奏のために書かれました。全12変奏の中で左手のみによる変奏はこの第3変奏だけであり、モンポウがこの曲集の中で意図的に設けた特異な場面です。モンポウらしい静謐な書法の中に、左手独奏という制約が自然に溶け込んだ変奏と言えるでしょう。
‣ Moszkowski, Moritz(1854-1925) モシュコフスキー
· 12 Etudes for the left hand alone Op.92
譜例(PD作品、浄書ソフトで作成、第4番 1-4小節)

邦題:左手のための12の練習曲 Op.92
作曲年:1915年頃(1915年出版)
演奏時間:全曲合計 約28分
難易度:ツェルニー40番修了程度
分類:オリジナル作品(独奏)
「左手のための12の練習曲 Op.92」は、パリのEnoch & Cie社から1915年に出版された曲集で、ピアニストのハロルド・バウアー(1873-1951)に献呈されています。
モシュコフスキーといえば「15の練習曲 Op.72」を思い浮かべる方が多いかもしれません。それに比べるとOp.92の知名度は高くありませんが、左手独奏に必要なテクニックが巧みに取り入れられており、なおかつ身体への負担がかかりすぎないよう計算されて音が選ばれているのが特徴です。
この作品をさらに詳しく知る
【ピアノ】モシュコフスキー「左手のための12の練習曲 Op.92」完全ガイド
‣ Nordgren, Pehr Henrik(1944-2008) ノルドグレン
ペール・ヘンリック・ノルドグレンは、現代フィンランドを代表する作曲家の一人です。ヨーナス・コッコネンに作曲を師事したのち、日本の文部省給費留学生として1970年から73年にかけて来日し、はじめの半年は大阪外国語大学で日本語を学び、その後は東京藝術大学で作曲を修めました。帰国後はカウスティネンを拠点に創作活動を続け、交響曲、協奏曲、室内楽曲、ピアノ曲、オペラなど幅広いジャンルに作品を残しています。
· Kwaidan II – Three Piano Ballads to Japanese Ghost Stories by Lafcadio Hearn, for Left Hand Alone Op. 127
※著作権保護期間中につき、譜例は掲載不可
邦題:小泉八雲の「怪談」によるバラードII Op.127 ピアノ(左手)のために
作曲年:2004年(3月~4月にかけて作曲)
演奏時間:全曲合計 約22分
難易度:ツェルニー40番修了程度
分類:オリジナル作品(独奏)
献呈:舘野泉に捧ぐ
構成(全3曲)
I. 振袖火事(Furisode-Kaji) 約10分40秒・11ページ
II. 衝立の女(Tsuitate no Onna) 約6分・7ページ
III. 忠五郎の話(Chūgorō no Hanashi) 約5分・6ページ
本作は、2002年に脳溢血で倒れ右半身に麻痺を負った舘野泉氏が、左手のピアニストとして再出発するリサイタルのために書かれた作品です。2004年5月10日に仙台で初演され、同月中に東京・大阪・札幌・福岡・小海の各地でも披露されました。
1970年代に生まれた最初の「小泉八雲の怪談によるバラード」10曲に続く新作として、今回はユハニ・ロンポロによるフィンランド語訳の八雲怪談集の中から、それまで手つかずだった3つの物語――「振袖火事」「衝立の女」「忠五郎の話」――が選ばれました。恐怖そのものを描くというより、いずれも不思議で謎めいた出来事の奥に「恋情」を秘めた物語である点で共通しており、この点が3曲を貫くテーマとなっています。
第1曲から第3曲へ向かうにつれて、演奏時間・ページ数ともに徐々にコンパクトになっていきますが、それに反比例して音楽のエネルギーが衰えることはなく、最後まで密度の高い緊張感が保たれています。
► 終わりに
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