【ピアノ】左手・右手のためのピアノ作品の情報を募集しています
► はじめに
左手だけ、あるいは右手だけで演奏するピアノ音楽は、けがや病気からの復帰、身体的な事情、そして純粋な表現上の探究など、さまざまな背景のもとで生まれ、弾き継がれてきました。
ところが、こうした作品の情報は、楽譜出版社のカタログ、演奏会のプログラム、作曲家個人のウェブサイトなどに散らばっており、全体像をつかむのは簡単ではありません。
One-Hand Piano Instituteでは、片手のためのピアノ作品の情報を一か所に集め、誰もが参照できる形に整える取り組みを続けてきました。本記事では、作品ライブラリーをさらに充実させるための情報募集について、お寄せいただきたい内容と掲載の方針をご案内いたします。
► 情報募集のご案内
‣ 1. One-Hand Piano Institute について
当サイトでは、左手・右手のためのピアノ作品を調査し、作曲家ごとに整理した作品ライブラリーを公開しています。
このライブラリーは左手のための作品を中心としながら、右手だけで弾く作品や、左右どちらの手でも演奏できる作品まで幅広く収録しています。日本語で閲覧できる片手ピアノ音楽の資料としては、最大規模のものと言えるでしょう。
‣ 2. 情報を募集する理由
作品ライブラリーは、運営者の調査だけで完成するものではありません。近年に書かれた新作、少部数で刊行された楽譜、自主出版や未出版の作品などは、既存の文献やデータベースからたどるのが難しいのが実情です。
そうした作品について、作り手や関係者の方から直接寄せられる情報は、何より確かな手がかりとなります。
今回の募集は、単に作品をご紹介いただくためのものではありません。片手ピアノ音楽に関する情報を、作曲家・編曲者や関係者の皆さまとともに蓄積していくための窓口として位置づけています。
‣ 3. 募集している情報
本ライブラリーにまだ掲載されていない作品のうち、次のような楽曲の情報をお待ちしております。作曲者・編曲者ご本人のほか、出版社など関係者の方からの情報も歓迎いたします。
・左手独奏、または右手独奏のために書かれたピアノ作品
・左手独奏、または右手独奏のパートを含むアンサンブル作品
‣ 4. お知らせいただきたい項目
情報をお寄せいただく際は、以下の項目をご記入ください。
· 作曲者(編曲者)について
氏名:日本の方は、日本語表記の氏名とローマ字表記を併記してください。ペンネームでのご登録も可能ですが、ふだんからその名義で創作活動をされていることが条件となります(本ライブラリー掲載のためだけに設けたペンネームはお受けできません)。
生年(任意):公表されている場合はお知らせください。
人物紹介(経歴など):100〜400字程度。
· 作品について
曲名:原題が日本語の場合は英題を、日本語以外の場合は便宜上の邦題を、それぞれ添えてください。
演奏形態:以下からお選びください。
[LH]:左手のみで演奏
[RH]:右手のみで演奏
[LH/RH]:左手・右手のどちらでも演奏可能
[LH][RH]:左手作品と右手作品の両方を収めたアンソロジーなど
作曲年:編曲作品の場合は、編曲年を記載してください。
出版年・出版社:未出版の場合は、その旨をお書き添えください。
演奏時間:10秒単位でお願いいたします(例:約5分40秒)。
難易度:次の11段階からお選びください。曲集の場合は「ツェルニー30番入門〜ツェルニー40番中盤程度」のように幅を持たせた表記でもかまいません。
・バイエル前半程度
・バイエル後半程度
・ブルグミュラー25の練習曲入門程度
・ブルグミュラー25の練習曲中盤程度
・ブルグミュラー25の練習曲修了程度
・ツェルニー30番入門程度
・ツェルニー30番中盤程度
・ツェルニー30番修了〜40番入門程度
・ツェルニー40番中盤程度
・ツェルニー40番修了程度
・ツェルニー50番入門以降程度
委嘱:該当する場合のみ記載してください。
献呈:該当する場合のみ記載してください。
初演:該当する場合のみ記載してください(年月日、場所、演奏者)。
楽譜情報:出版社や作曲者自身のサイトの該当ページURL、または入手方法を記載してください。
作品解説:作品の成り立ちや聴きどころ、演奏上の特徴などを記載してください。いただいた内容はそのまま転載せず、それをもとに第三者である運営者の視点も加えて執筆いたします。あらかじめご了承ください。
· あわせてご提供いただきたいもの
楽譜:作品の確認にあたり、可能であれば楽譜のPDFなどをご提供ください。第三者の著作権を侵害しない形でご提供いただけるものに限ります。なお、ご提供いただいた楽譜は内容の確認にのみ使用し、ライブラリー上で公開することはありません。
参考音源:お手元にあれば、ぜひご提供ください。
‣ 5. 掲載にあたっての編集方針
ライブラリーとしての一貫性を保つため、以下の方針に沿って掲載を判断しています。
・作品の内容、楽譜の確認可能性、ライブラリーの収録方針との適合性などを総合的に判断し、掲載の可否を決定します。
・楽譜が存在しない作品(DAWのみで制作された作品など)は、掲載の対象外となります。
・お一人から多数の作品(7作品以上)の情報をいただいた場合、作品ごとに個別の項目を設けず、「作家項目+人物紹介+ホームページへのリンク」といった簡潔なまとめページとして掲載することがあります。7作品を超える場合は、曲数を記載の上、あらかじめご相談ください。
・片方の手が目立って活躍する両手作品(ショパン「革命のエチュード」など)は扱っておりません。片手による独奏が明確に含まれる作品に限らせていただきます。
編曲作品の扱い
編曲作品は、編曲の性格に応じて、次のいずれかの項目に掲載します。
・編曲者が片手作品として独自の音楽的工夫や構成を加えているもの(例:バッハ=ブラームス「シャコンヌ」、ゴドフスキーによるショパン練習曲の編曲など)→ 編曲者の項目に掲載
・既存の作品を片手で弾けるよう、実用面を重視して編曲したもの(例:A.R.パーソンズによるC.P.E.バッハ作品の編曲など)→ 原曲の作曲家の項目に掲載
・同じ作品に複数の片手編曲がある場合も、それぞれの編曲について上記の基準で掲載先を判断し、原曲の作曲家の項目に掲載する場合は、編曲者名を併記
‣ 6. ご連絡方法
情報は、以下のお問い合わせページからお寄せください。
ご留意事項
お寄せいただいた情報は、内容を確認のうえ、当サイトの編集方針に基づいて掲載を検討いたします。すべての作品の掲載をお約束するものではございません。
掲載が決まった場合は、情報をお寄せいただいてから原則1週間以内にご連絡いたします。掲載を見送る場合の個別のご連絡はいたしかねます。
出版社の皆さまへ
片手ピアノ音楽に関わる楽譜の新刊や再版などの情報がありましたら、お知らせいただけますと幸いです。最新の出版状況を反映し、ライブラリーの情報を充実させていくうえで、大変参考になります。
► 終わりに
一つひとつの作品情報が加わるごとに、ライブラリーは、片手で演奏する方、指導にあたる方、新たなレパートリーを探す方にとって、より頼りになる資料へと育っていきます。
まだ知られていない作品や、埋もれかけている作品の存在を、ぜひ教えてください。
ライブラリーは、左手ピアノ作品ライブラリー:作曲家別 からご覧いただけます。
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